こんにちは。
今回は中小企業診断士試験の1次試験にフォーカスを当てて書いていきたいと思います。
私は、2020年度の1次試験を一発通過できました。
かつ、充てた勉強期間は凡そ3か月。もともと知識があった分野はほぼ無し。という状態からのスタートでした。(簿記なし、ITパスポートなし、マーケティング研修を数回受けた程度・・・)
勉強スタート時には、財務・会計のCAPMをキャプムと読んでいても大丈夫です。
それでは参りましょう!短めなのでサクッと読めます。
結局は過去問を回すしかない
なんだよ!って感じですが、結論はこれです。
余裕をもって学習スケジュールを立てられる方にはテキスト理解→問題集→テキスト見直しという流れもおすすめですが、時間が3か月しかない場合、テキストを読んでいては間に合いません。
そのため、過去問中心に学習を進めましょう。
平日は過去問マスターを解く
ということで過去問マスターを購入。(各画像クリックで商品ページに飛べます)
2022年度版は3月現在で運営管理まで発刊されています。
同友社さんの「中小企業診断士試験過去問完全マスター」は、ジャンル別に1問ずつ過去問が掲載されており解説も掲載されています。
もし解説を読んでもわからなければネットで調べればほぼ解決します。テキストは必要であれば購入する程度でよいです。
この問題集のいいところは2つあります。
1問ずつ掲載されているので、
問題ごとに答え合わせ→間違っていたらノートに間違っていた部分を理解ができるように図解し理解を深める→再度時間を空けて解く
という流れを作りやすい点、そしてまとまった時間がなくても学習を進められる点です。
初めは間違える問題が多いので時間がかかると思いますが、間違えた問題の身を周回するうちに正答率が上がるので最終的には最低でも3周は回せると思います。
ちなみに、企業経営理論、経済学、財務・会計、運営管理の年度ごとに内容が更新されないものは、
前年度のものをメルカリ等で安く購入する方法もおすすめですが、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策に関しては、最新版を買うことを強く奨めます!
休日は時間をとって実際の過去問を解いてみる
休日はまとまった模擬試験時間を捻出して実際の過去問を解いていました。
問題は中小企業診断士協会のHPにも掲載されていますし、予備校のHPにも掲載されています。
一応リンク貼っておきます↓LECのHPです。
中小企業診断士試験問題
PDFのまま、iPadで解いてもいいですが私は印刷して解いていました。(やった感がでるのと、集中できるからです)
時間も計測して時間配分のコツもつかんでおきました。
これも間違えた問題は見直してファイナルペーパーへ。
過去問マスターで解けていても、実際試験問題用紙になると解けないということも多くありました。実践を積むためにも過去問を解いておくことはおすすめです。
中小企業経営・政策は最後の1か月で間に合う
中小企業経営・政策は特に過去問マスターも買わずに、実際の過去問だけで追い込みました。
中小企業白書は前日にチラ見くらいはしましたが、当然頭に入るわけもなくこの時間はほかに充ててもよかった気がします。時間に余裕があれば読んでおくといいと思います。
一応リンクを貼っておきますね↓
中小企業庁 中小企業白書・小規模企業白書
ファイナルペーパーづくりは忘れずに!
試験当日、7科目分のテキストや問題集を持参することは重いですし、すべてを見直す時間はありません。
そのため、自分が今までに間違った部分をまとめたファイナルペーパーは作っておくと直前に見直すことができます。
初めからわかっていた問題を見直すのは時間がもったいないので、間違ったところを優先しましょう。
iPadのGoodnoteアプリを使うと、ノートを簡単に作れるので全科目分のファイナルペーパーを作っても嵩張りません^^
どの順で勉強する?
全科目得意な方・完璧にできる方はいないと思います。
私の場合は、苦手な財務・会計と経営法務は40点を切らないようにすることを目標、対して得意の企業経営理論と情報システムは高得点を狙えるように集中度の比率を変えました。
すべてを完璧にしようとせずに勉強することも科目数の多い試験では必要だと思います。
ただ、結局財務・会計は2次試験でも使いますので後ほど泣きました(笑)
過去問をがしがし回して合格目指して頑張ってください!